事前認定で後遺障害が認定されるまでの大まかな流れ②
損害保険料率算出機構が後遺障害について調査
保険会社から送付されてきた資料一式に基づき、損害保険料率算出機構・自賠責損害調査事務所が後遺障害について調査を開始します。事故の発生状況や生じた損害額などを公正かつ中立的な立場で調査し、保険会社に報告するという流れです。
保険会社から送付された書類のみでは事故に関する事実確認ができないときは、当事者に対する事故状況の照会や事故現場の把握、医療機関に対する被害者の治療状況の確認などを必要に応じて実施しています。
等級認定後に任意保険会社を通じて書面で通知
損害保険料率算出機構・自賠責損害調査事務所は、後遺障害診断書やCT・MRIといった画像資料などに基づき、審査を実施します。審査の結果、交通事故の被害や後遺障害の程度を表す等級を認定するという流れです。
結果は保険会社に報告され、保険会社を通じて被害者宛に書面で通知されます。等級に納得がいかない場合は、異議申立てが可能です。ただし、認定結果を覆すには専門的な知識が必要なため、弁護士への相談をおすすめします。
結果が出るまで約2~3ヶ月かかるのが一般的
後遺障害等級認定の結果が出るまで約2~3ヶ月かかるのが一般的です。事故による後遺症であるかの確認やどの等級に該当するかを慎重に判断しなければならない上に、必要に応じて外部への調査依頼を実施するケースもありますので、どうしてもある程度時間がかかります。
結果が通知されるまで焦ってしまいますが、心配であれば保険会社に進捗状況を問い合わせてみましょう。対応次第では、被害者請求への切り替えも検討する必要があります。